❖世界観設定
新約診断ダンジョンRPGの世界観設定についてです。
ゲームのプレイとは直接的な関係はありませんが、ロール時のお供や資料としてご利用頂けると幸いです。

  • 地理
  • 組織
  • 神霊
  • 種族
  • 信仰
  • 魔術
  • 言語
  • その他


  • ■地理
    シン大陸 遥か古、神の時代に生まれた大地。エルフ達からは「星の降りる大地」とも呼ばれる。
    かつて「四大魔王」と呼ばれる神々がこの地を巡って争ったという。

    ■組織
    ウェルド王国 数百年前に築かれた王国。シン大陸のほぼ全土をその領土としている。
    かつては遥か東の地、ガラム地方に王都を構えていたが、闇の魔王によって都が滅ぼされたため、オダヤ地方に遷都された。
    正規軍よりも更に強力と噂される「王立冒険者ギルド」を抱える。
    王立冒険者ギルド 王国によって運営されている冒険者の組合。一般に「冒険者ギルド」あるいは「ギルド」と呼ばれる。
    主に仕事の斡旋や冒険者の育成・管理を行う。各町に支部や事務所が配置されているが、本部は王都キングスウェルにある。
    王立冒険者学校 王立冒険者ギルドの連携組織。その名の通り、冒険者を要請するための施設だが、
    入学に際しての審査や学費等の敷居が高く、在籍しているのは比較的富裕な市民が殆どである。
    「上流階級の子供が英雄譚に憧れて入学する」「王宮とのコネクションを作るために子供を入学させる」等、入学に際しての思惑は様々。
    魔術学校 メイジ達を養成する機関であり、総本山は魔法都市ハーリッタに置かれる。
    冒険者ギルドと違って入学の敷居は高くないが、卒業するには相応の努力と才能が必要。
    卒業した場合は宮廷魔術師や魔術学校の教員等のエリートコースに進み、中退した者が冒険者を志すことが多い。
    プトレ王国 西大陸の大砂漠に拓かれた王国。太陽を祀り、その申し子たる女王を崇める宗教国家。
    ウェルド王国とは交易関係にあり、ウェルド王国の冒険者ギルドも招致されている。
    若い女性の犠牲を伴う「転生の儀」によって、一代の女王が君臨し続けている……とされている。

    ■神霊
    精霊 世界を構成する要素の一つ。実体は位相のズレが違う次元(精霊界)に存在しているという。
    基本的に個々の意思はなく、「集団」としての意思のみ存在している。
    偶に人に対して危害を加えることもあるが、悪意はなく、精霊の偏向によって生じた自然現象そのものである。
    聖霊 異世界から来た悪魔達に対抗するために生まれた存在。
    厳密には精霊とは別の存在だが、精霊の一種として分類されることがある。
    夜空を照らす「月」と密接なかかわりがあるという。
    邪霊 生命や精霊を侵食し、世界を食らう存在。こちらも精霊として分類されることがある。
    王国の人間達からは忌避されているが、精霊と同様に本来そのものに善悪や意識は存在しない。
    闇黒魔術を用いる悪魔達が邪霊の力を使って人間達を脅かすため、その存在自体が「悪」とされている。
    四大魔王 神の時代に存在したとされる四柱の邪神。単に「魔王」と呼んだ場合は闇の魔王ヴェルディエルを指すことが多い。
    シン大陸を巡って争ったが、闇の魔王を除いて全員が滅び、闇の魔王も伝説の勇者によって討たれたとされている。

    ■種族
    エルフ 南の大森林に住む古の民。王国が築かれるより遥か昔からシン大陸に住んでいるとされる。
    ウェルド王国とは同盟関係にあるが、積極的な交易は行われておらず、集落の外に出ることは少ない。
    悪魔 異世界から来た種族。四大魔王とその眷属達が該当するが、邪霊の影響を受けた生物が悪魔として扱われることもある。
    邪霊を操り、人々を害することで人々の負の感情を引き出し、喰らっているとされる。
    妖魔 どこか人間に似た姿をした、ヒトならざるモノ達。人間達と交流のあるエルフは該当しない。
    一部を除いて人間に敵対的で、蛮族として扱われ、忌避されている。
    古くからオダヤ地方に住んでいた種族達であり、魔王の復活による遷都で人間達がオダヤ地方に多く押し寄せるようになってから
    人間達と縄張り争いをするようになったという背景がある。
    悪霊 邪霊の影響を受けた精霊や星々が変質し、生命を脅かす存在となったもの。
    古くから「死んだ人間の怨念が悪霊となって現れる」と人々の間で恐れられてきたが、その実態はもっと具体的で、もっと恐ろしいものである。
    妖精 人を理解するために人の姿を象った精霊。自然発生した幻獣の一種であるといえる。
    人の悪意を模倣したものはそのまま人間達に危害を加えるようになり、「妖精のイタズラ」等と言われるようになる。

    ■信仰
    聖霊教 元は海外から伝わったとされる。数百年前に聖女セレーネによってウェルド王国に広まった。
    邪悪な闇の力を払い、人々に救済をもたらす聖霊を崇める。
    聖霊の力を操る魔術が白魔術であり、信仰・教会とは密接に結びついている。
    太陽信仰 プトレ王国に広まる宗教。繁栄、生命、裁き、輪廻等の象徴として太陽を祀る。
    女王を宗教の核に据え、同時に神格化することでプトレ王国は政教一致を成立させている。
    太陽は聖霊のような救いの象徴だけでなく、畏れられる存在にもなっているのが特徴。

    ■魔術
    黒魔術 「生命」を源流とする"魔力"を駆使して物理的事象を捻じ曲げる魔術。
    全ての魔術は魔力を用いて何らかの力を操ることで魔法を発生させるが、黒魔術は魔力を直接利用することで魔法を発生させる。
    古来より長らく研究され続けている分野であるが、使い手の才能や修練がそのまま魔術の効果に繋がることから、学問としての敷居は高い。
    白魔術 「祈り」によって"聖霊"の力を借りて人の傷や病を癒したり、邪霊や悪魔を討ち祓う魔術。
    聖女セレーネ によって王国に広められ、魔王の進軍によって怯え苦しんでいた人々を救ってからは国の主要な宗教の基礎となる。(聖霊教)
    比較的新しい魔術体系であるものの、聖女によって爆発的に広まり、現代では最も目にする魔術の一つとなっている。
    精霊術 "精霊"を使役して精霊の偏向を意図的に作り出し、自然現象を発生させる魔術。
    人々は文明が誕生するより以前から精霊と「歌」で精霊を操っていたと云われており、起源を辿れば精霊術が最古の魔術であるといえる。
    精霊術によって召喚される「幻獣」は、世界中の術者達が抱く漠然としたイメージを精霊達が取り込んだ姿であるとされる。
    占星術 自らの「星」を通じて世界の中枢である星盤・通称"大いなる星"にアクセスし、世界の過去や未来に干渉する魔術。
    運命そのものを操作するという、非常に大がかりで強力な魔術だが、一般に認知されているのはあくまで「簡単な未来視」「幸運を呼び寄せる」程度の簡易的なものである。
    高等な占星術は術者が逆に大いなる星に取り込まれてしまうため、その殆どが禁呪指定されている。
    闇黒魔術 "邪霊"の力を操り、生命や精霊を侵食する魔術。白魔術と対を成す。
    元は悪魔達が使う魔術であり、邪霊が忌避される王国では当然のように禁呪指定されている。

    ■言語
    王国での共通語 王国ならびに近隣諸国で共通して使われる言語があるが、敢えてそれを深く語る必要はないだろう。
    精霊語 精霊達に影響を与えることができる言語。実際は言語というよりは「歌」に近い。
    古代神竜語 「世界の創造」に関わったとされる言語。現在でも多くは謎に包まれている。
    黒魔術の術文の多くは古代神竜語をベースとされている。

    ■その他
    大いなる星 詳細不明。世界そのものが持つ力とも云われる。
    内なる星 "小さな星"とも呼ばれる。人間をはじめとした生命が持つ"存在"の力。



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